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聞き上手と自分の話をしない人の違いは?

聞き上手と言われる人は自分の話をしない人という印象もありがちです。しかし実際には「聞き上手」と好印象・褒められる人とと「自分の話をしない人」と良くない印象に受け止められる人と分かれることがあります。

「聞き上手」と「自分の話をしない人」この印象・評価の違いは何なのか?境目があるのかをまとめました。

結論から述べると

「聞き上手」は相手との信頼関係を築くことに重点をおいている

「自分の話をしない人」は自分を制御・防御することに重点をおいている

です!

目次

聞き上手と自分の話をしない人の違い・境目は?

違いは重点の置き方:相手の話を引き出す・自分の話を抑制する

聞き上手は、相手の話を注意深く聞き、共感や質問を交えて話を引き出すことが得意です。自分の話はあまりせず、相手の話にフォーカスを当てている傾向があります。

一方、自分の話をしない人は、相手の話を聞くことはあるものの、自分の話をする機会を作らず、無言で相手の話を受け止めることが多いです。

つまり、聞き上手は相手の話を引き出すことに重点を置き、自分の話は控えめにする傾向があるのに対し、自分の話をしない人は、自分の話を抑制することに重点を置いています。

境目は相手との信頼関係を築くことに専念しているかどうか

聞き上手は相手との信頼関係を築くことに熱心で、相手に興味を持ち、尊重しています。そのため、相手の話を引き出すことで相手を理解し、良好な関係を築くことができます。

一方、自分の話をしない人は、相手との距離を置く傾向があるため、信頼関係を築くことが難しい場合があります。

以上のように、聞き上手と自分の話をしない人の境目は、相手の話を引き出すことに重点を置くか、自分の話を抑制することに重点を置くかの違いにあります。

聞き上手と自分の話をしない人の境界線

聞き上手と自分の話をしない人の境界線は、相手の話に真剣に向き合い、理解することができるかどうか、相手の話を遮ることがあるかどうか、自分の話をすることが相手のニーズに合わせているかどうか、などがポイントとなってきます。

 

自分の話をしない人の理由は?

自分の話をしない人は、聞き上手な人と比較すると、相手の話を受け流す傾向があります。相手の話を聞いているように見えても、実際にはあまり関心を持っていない場合も。

自分の話をしない人の理由をいくつかまとめました。

自分の話をしたくないから相手の話を引き出している

自分の話をしない人が相手の話を引き出す理由として、自分自身に対する不安や自己評価の低さが挙げられます。このような人は、自分自身を否定的に見ており、自分の話をすることで自分自身をさらけ出すことを避けている場合があります。また、自分の話をすることで、自分自身をリスクに晒してしまうことを恐れている場合もあります。

そのため、相手の話を引き出すことで、自分自身をさらけ出すことなく会話を維持できると感じることがあります。また、相手の話を聞くことで相手に興味を示すことができ、相手との良好な関係を築くことができます。

ただし、自分自身の話をしないことが過剰になりすぎると、相手からの理解を得られないまま対話が進んでしまい、自己主張ができずにストレスを感じることがあります。このような場合は、自分自身の話をすることで、相手とのコミュニケーションを深めることが必要になるかもしれません。

 

自分の話をするのが苦手・避けたい

自分の話をしない人の中には、自分の話をするのが苦手と感じている人がいます。その理由は、以下のようなものが考えられます。

  1. コミュニケーション能力の低さ

    自分の話をするのが苦手な人は、コミュニケーション能力が低いことが原因である場合があります。会話の中で自分の話をすることで、相手に自分自身をアピールする必要がありますが、そのアピール方法が分からず、苦手意識を持っていることが考えられます。

  2. 過去のトラウマや経験

    自分の話をすることで、過去のトラウマや経験を思い出してしまう人もいます。特に、過去に自分の話をしたことで傷ついた経験を持っている場合、自分の話をすることが苦手になることがあります。

  3. 照れ屋

    自分の話をすることが照れくさいと感じる人もいます。このような人は、自分自身を中心に話題を展開することに違和感を感じるため、自分の話をすることが苦手になることがあります。

 

好意的な意味で自分より相手のことを知りたい

単純に自分のことに興味がないわけではなく、相手を尊重し、関心を持つための意図的な取り組みかもしれません。

このような人は、自分のことを話すことよりも、相手が持つ感情や考え、価値観、興味関心などについて知ることに重点を置いています。相手の内面や外面について知ることは、相手とのつながりを深め、相手とのコミュニケーションを改善するのに役立ちます。

相手に興味を持ち、相手について尋ねることは、相手とのつながりを強化し、信頼関係を築くことに繋がります。

悪意的な意味で相手の情報だけを知り得たい

一方で行き過ぎると「相手の情報だけを知り得ることで自分が優位に立ちたい」という一面もあります。

相手より優位に立ちたい、相手の弱点を掴みたいといった意味で「相手の情報は知りたいけど、自分の情報は与えない」といった考えを持っている人もいたりします。

 

自分のことを話さないことが聞き上手と思いこんでいる

自分の話をしない人の中には、聞き上手だと自負している人もいます。彼らは、自分が相手に対して興味深く話を聞いていることで、相手が快適に感じていると感じるからです。

また、彼らは自分自身が話題を提供することで、相手にとって不快になることや自分自身が傷つくことを避けたい場合もあります。このような人たちは、聞き手に徹することで、相手に親密感を与えることができます。

しかし、真の意味での聞き上手とは違う状態になることが多いです。自分自身が話題を提供しないことで、会話が一方的になり、相手が退屈してしまうこともあります。

聞き上手な人は自分の話をしない・するを使い分けている

相手の話を引き出すために自分の話を控えている

聞き上手な人が相手の話を引き出すために自分の話を控える理由は、相手が話すことに集中するためです。

聞き上手な人は、相手が話す内容に興味を持ち、深く理解するために自分の話をしないようにします。自分の話をすることで相手の話の流れが妨げられ、相手が話しにくくなってしまうことがあるためです。

また、自分の話をすることで相手が話す内容に興味を持たなくなることもあります。

聞き上手な人は、相手が自分自身の気持ちや意見を語りやすい雰囲気を作り出すために、相手の話に興味を持ち、的確な質問を投げかけることで相手の話を引き出すことが大切だと考えています。

 

本当の聞き上手は自分の話もする

聞き上手な人であっても、時には自分の話をすることがあります。

たとえば、相手が自分の話を求めたり、自分の経験や知識を共有したい場合などです。

このような場合でも、相手の話を重視することができる聞き上手な人は、自分の話をしつつも相手の気持ちや状況を考慮し、適切なタイミングで自分の話をするよう心がけます。

相手が聞き下手な場合だと自分の話をしない

聞き上手な人だって、同じように聞き上手な人には話しやすいものです。

相手が聞き下手な場合なら、同様に自分の話がしづらい・できなかったりします。

 

相手を信用・信頼していない場合は自分の話をしない

いくら聞き上手な人であっても、相手を信用・信頼していない場合や、会話をしていて「この人との信頼構築は難しそうだ」と思った場合には、自分の話はしなくなることだってあります。

 

まとめ

「聞き上手」と「自分の話をしない人」の印象や評価は異なることがあります。

「聞き上手」は、相手の話に共感したり、深く理解しようとする姿勢が感じられるため、対話やコミュニケーションにおいて好印象を持たれます。また、相手をリラックスさせたり、信頼感を与えることができるため、人間関係を構築する上でも有利な印象となります。

一方、「自分の話をしない人」は、単に話題がなかったり、無口であるために自分から話さないことが多いという印象があるかもしれませんが、一般的にはあまり好印象ではありません。自己主張が弱い、人とのつながりを作るためのコミュニケーション能力が乏しい、自分自身に自信がないなどのイメージがあり、社交的でないと見られる場合もあります。

つまり、「聞き上手」と「自分の話をしない人」の違いは、前者は相手に興味を持ち、対話を深めるために話題を引き出すことを意識しているのに対し、後者は自分から話題を提供することが少なく、自分自身をアピールすることが苦手な場合が多いという点です。

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