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\傾聴を学ぶなら!/おすすめ本『傾聴の基本』 今すぐ読む

傾聴ができる人はなぜ仕事でも信頼されるのか

目次

傾聴がうまくいかないのは「能力不足」ではない

傾聴が難しい。
ちゃんと聞いているつもりなのに、うまくいかない。

そう感じている人は少なくありません。

ですが多くの場合、
それは向き不向きや性格の問題ではありません。

傾聴がうまくいかない人には、
いくつか共通する「無意識の癖」があります。

まずは、その癖に気づくことが大切です。

① 相手の話を「理解しよう」としすぎている

理解=正解を探す姿勢になっている

傾聴が苦手な人ほど、
「ちゃんと理解しなければ」と思っています。

話の筋は合っているか。
原因はどこにあるのか。

そうやって頭の中で整理を始めると、
相手の話を“分析対象”として聞く状態になります。

その瞬間、
相手との距離は少しずつ離れていきます。

相手は「理解」より「居てもらう」ことを求めている

多くの場合、
話している本人も答えを持っていません。

ただ、
今の状態を誰かに置いておきたいだけです。

理解しようとしなくていい。
整理しなくていい。

そこに居続けることが、
傾聴の本質です。

② 話を良い方向に持っていこうとする

無意識の「立て直し癖」

「でも、こう考えたら前向きだよね」
「悪いことばかりじゃないよ」

こうした言葉は、
優しさから出ていることがほとんどです。

しかし、
傾聴の場面では逆効果になることがあります。

感情は途中で止められると残る

人の感情は、
最後まで出し切らないと消えません。

途中で方向修正されると、
「まだそこじゃない」という違和感が残ります。

傾聴では、
良い方向に導く必要はありません。

話し手が自分で辿り着くまで、
横に居ることが大切です。

③ 沈黙を怖がってしまう

沈黙=失敗だと思っている

会話が止まると、
何か言わなければと焦ってしまう。

この感覚を持っている人は、
とても多いです。

しかし傾聴において、
沈黙は失敗ではありません。

沈黙は「内側で考えている時間」

相手が黙ったとき、
頭の中では言葉を探しています。

そこにすぐ言葉を足すと、
思考が中断されてしまいます。

傾聴では、
沈黙も会話の一部です。

何も言わずに待てることは、
大きな信頼のサインになります。

④ 自分が役に立とうとしすぎている

「何か返さなきゃ」という義務感

傾聴がうまくいかない人ほど、
「ちゃんと返さなきゃ」と思っています。

気の利いた言葉。
納得できる助言。

ですが傾聴において、
価値は返答の中身ではありません。

役に立たなくても、意味はある

話すことで、
相手は自分の状態を確認しています。

聞いてもらえたという事実そのものが、
心を落ち着かせます。

何かを与えなくても、
すでに十分役に立っています。

⑤ 相手の感情に引きずられてしまう

共感しすぎて疲れてしまう

相手が苦しそうだと、
同じ感情を背負ってしまう。

これは共感力が高い人ほど起こりやすい状態です。

しかし、
感情移入しすぎると、傾聴は続きません。

傾聴は「一緒に沈むこと」ではない

傾聴は、
相手の感情を感じ取ることではありません。

相手の感情が存在していることを、
そのまま認めることです。

距離を保てるからこそ、
長く、安定して聞き続けられます。

傾聴がうまくいかない人ほど、真面目

傾聴が難しいと感じる人は、
たいてい一生懸命です。

ちゃんと聞こう。
役に立とう。

その気持ちが、
知らないうちに力みになっています。

傾聴は、
何かを「する」技術ではありません。

何かを「しない」姿勢です。

直そうとしない。
急がせない。
自分を入れすぎない。

それだけで、
傾聴は自然に機能し始めます。

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